2020-07-29から1日間の記事一覧

ケネス・バーク『歴史への姿勢』 12

悲劇 悲劇の断念はこの同じ個人的な限界に基づいている。しかし、悲劇作家の作品に用いられている文化的資材は原始的叙事詩の発生にあったものよりも、より都会的で、複雑で、洗練されている。運命論、讃美、卑下の同じ魔術的思考様式が存在するが、それらは…