2020-09-01から1ヶ月間の記事一覧
日本文壇史1 開化期の人々 (講談社文芸文庫) 作者:伊藤 整 発売日: 1994/12/05 メディア: 文庫 「小説神髄」の二人の読者 (長谷川辰之助は二葉亭四迷のこと) 当時、この新しい小説論を最も真剣に読み、且つその本質を理解したところの、二人のこれから出発し…
日本文壇史1 開化期の人々 (講談社文芸文庫) 作者:伊藤 整 発売日: 1994/12/05 メディア: 文庫 (『幸田露伴』を書いたときに読んでいたので、露伴関係の箇所ばかりが抜きだされている。ちなみに『日本文壇史』は全編通読するまでは遥かに及ばなかった。) …
美の理論 新装版 作者:T・W・アドルノ 発売日: 2019/12/11 メディア: 単行本 芸術と意味 モンタージュ 極端なところまで首尾一貫性を貫くなら、それがどのような一貫性であれ、それがたとえ不条理と呼ばれるものであろうと、意味に類似した何かにたどりつく…
美の理論 新装版 作者:T・W・アドルノ 発売日: 2019/12/11 メディア: 単行本 台本や楽譜とその上演 演劇の台本あるいは音楽のテキストはただ単にそのようにして眺めるべきものであって、俳優あるいは演奏者に対する指示の総体として眺めるべきものではない。…
第五章 新興の集団主義 歴史的ドラマの第五幕は部分的にはいまだ終わらずに残っており、読者もそこに参加し書き加えていくことが求められている。最初の四幕のシナリオが、既に見たような材料を「重視し」、ある狙いを「定めた」ものであったので、読者は同…
美の理論 新装版 作者:T・W・アドルノ 発売日: 2019/12/11 メディア: 単行本 ベケットと理性 ベケットの芸術は表面的な合理性から堅く身を守り、こうした合理性から切り離された芸術であるが、彼の芸術はいかなる瞬間においても事柄に内在する理性によって貫…
新たな構造が慣習によって承認を得るまでになると、そのピラミッド状の規律は新たな資源を求める際の最も手頃な社会となっている。カトリックのシンボリスムが崩壊の危機にさらされているときに、王を首長とした国家主義的総合を通じた新たな統合のための最…
美の理論 新装版 作者:T・W・アドルノ 発売日: 2019/12/11 メディア: 単行本 ベケットと理性 ベケットの芸術は表面的な合理性から堅く身を守り、こうした合理性から切り離された芸術であるが、彼の芸術はいかなる瞬間においても事柄に内在する理性によって貫…
脚本 アンソニー・マクカーラン 撮影 セザール・シャローン 音楽 ブライス・デズナー 出演 アンソニー・ホプキンス ジョナサン・プライス キリスト教徒ではないが、ミッション・スクールに通っていた時期もあったので、賛美歌も歌ったし、はっきりと記憶して…