2021-12-10から1日間の記事一覧

よろずの紙反故 18

護符を貼り悪鬼に向かう富三郎 悪口をおみくじに書き枝結び 与平次はたすきを掛けて悪事為し 外苑の悪所に毎夜通いけり あくせくす逆行世界のかくれんぼ

一言一話 122

フランス革命についての省察 (光文社古典新訳文庫) 作者:バーク,エドマンド 光文社 Amazon 人間の本性と社会の複雑さ 日常生活にはいったこれらの形而上学的諸権利は、濃い媒質にさしこんだ光線のように、自然法によって、そのまっすぐな線から屈折させられ…

ケネス・バーク「純粋な」文学の三人の達人【『反対陳述』から』】2

いままで、私は書簡における真に本質的な問題については論じなかった。つまり、彼の美学の研究との関係である。書簡を最後まで検討すると、フローベルは決して自分の気質にあった美学に到達できなかったように思われる。実際、彼がバルザックのような想像力…

ブラッドリー『仮象と実在』 218

[しかし、統一は詳細を知られることはない。最終的な不可解さ] 我々は経験の多様な側面は互いに含みあい、それらを理解し、完璧なものにする統一性を指し示しているのを見てきた。そして、そうした側面の統一は未知のものであることを次に主張するだろう。…