2022-01-07から1日間の記事一覧
内外を裏返しにする枯れた花 血痕の数を数える内見よ ありなしか乃至はなしのありかはなしか 内実をきりでつついてぽんと割り ぐしょ濡れの内心だけがやや乾き
ノーマン・ブラウン『エロスとタナトス』から。 スピノザの神とフロイト スピノザの体系の神は<<自然の総合体>>である。彼は愛を快楽として、外的原因(快楽の源泉)という考えとともに、満足は愛する対象の存在にあるという意味で、愛するものとの総合…
科学の非心理学的概念を採用する幾つかの理由が挙げられたので、この概念を十分に明確なものとし、論理の定義に役立てることとしよう。この目的のためには、ロゴスを抽象的なものから具体的なものへ、絶対的なものから従属的なものにしなければならない。絶…
第一巻 判断 第一章 判断の一般的性質 [判断とはなにか。観念を含み、観念は記号である。1-3] 1.論理学を研究し始める前に、どこから始めるべきか知ることは不可能である。研究しおえた後にも、不確実性は残る。一般的な順序などないのであるから、判…