「カイエ・デュ・シネマ」1951年の映画ベストテン

 

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 ゴダールトリュフォー、リベット、ロメール、シャブロルなどがまだ批評家として活躍していた時期の「カイエ・デュ・シネマ」1951年の映画ベスト10.1952年3月の10号に掲載された。

 

1.ジャン・ルノワール『河』(米・1951年)

2.ロベール・ブレッソン田舎司祭の日記』(仏・1951年)

3.ヴィットリオ・デ・シーカミラノの奇蹟』(伊・1950年)

4.ルイス・ブニュエル『忘れられた人々』(メキシコ・1950年)

5.ジョセフ・L・マンキウィッツ『イヴの総て』(米・1950年)

6.アルフ・シェーベルイ令嬢ジュリー』(スウェーデン・1951年)

7.ミケランジェロ・アントニオーニ『愛と殺意』(伊・1950年)

8.ビリー・ワイルダーサンセット大通り』(米・1950年)

9.ジャック・ベッケルエドワールとキャロリーヌ』(仏・1951年)

10.ロベルト・ロッセリーニ神の道化師、フランチェスコ』(伊・1949年)

11.イヴ・アレグレ『奇蹟は一度しか起こらない』(仏・1951年)

12.クルツィオ・マラパルテ『Il Cristo probito』(伊・1950年)

13.ルイス・マイルストン『激戦地』(米・1946年)

14.エドワード・ドミトリク『コンクリートの中の男』(英・1949年)

15.ピエール・ブラウンベルジェ『La Course de taureaux』(仏・1951年)

 

 マラパルテはイタリアの作家のことだと思うが、映画をつくったかどうかは不明。ピエール・ブラウンベルジェはルノワール、後にトリュフォーの映画を制作しているが、監督した映画は見つけられなかった。私が見たのは2.4.5.8.9.10の6本ほど。