2020-09-06 断片蒐集 17 伊藤整 日本文壇史1 開化期の人々 (講談社文芸文庫) 作者:伊藤 整 発売日: 1994/12/05 メディア: 文庫 「小説神髄」の二人の読者 (長谷川辰之助は二葉亭四迷のこと) 当時、この新しい小説論を最も真剣に読み、且つその本質を理解したところの、二人のこれから出発しようとする若い作家があつた。その一人は幸田であり、もう一人は長谷川辰之助である。