一言一話 12

 

 

詩、魂の働き

 

詩はたましいの働きであることをみとめなければならない。たましいにむすびつけられた意識は、精神の諸現象にむすびつけられた意識よりもはるかに静謐であり、非志向的である。

 私は物語ったり、記述したり、主張したりするものではない、そこに存在することが求められる。