2021-08-12から1日間の記事一覧

ケネス・バーク『動機の修辞学』 1

【30年以上前、1日のペースづくりとして、2~3ページの翻訳に勤めていた。ときにはそちらに興が移り、それだけで満足し、十分一日の仕事をした気になって、酒を飲み始めるすべてが狂っているような日もあったが、この習慣は15年以上は続いた。以前に…

一話一言 27

内的体験 (平凡社ライブラリー) 作者:ジョルジュ バタイユ 平凡社 Amazon 永劫回帰 ニーチェの幻想の対象、すなわちニーチェを笑わせまた戦慄させたものは、回帰ではなくて(時間でさえなくて)、回帰が赤裸の状態にするもの、諸事象の不可能な底部であった…

ブラッドレー『仮象と実在』 122

... [なんらかの内容はこれに付着しているか。] 我々は、ある意味、「これ」が内容ではないこと、及び内容をもっていないことを見いだした。しかし、また別の意味においては、それが他になにも含まず、それ以外の何ものでもないことを見た。ここで第二の偏…