2021-12-03から1日間の記事一覧

よろずの紙反故 12

ひろがねの赤み渡った荒野かな ビニールとガムテープだけを崇めたて 赤ん坊がうごめく冬の竹林 青かびを白さで覆うあかんべい 城郭を針で越えいる赤目かな

一言一話 116

文学入門 (岩波新書 青版) 作者:桑原 武夫 岩波書店 Amazon ...よい本 よい本とは、初めからしまいまですべて正しい本という意味ではなく、多少の錯覚があっても、正しいところはひどく正しい、という本のことである。そしてわれわれが鍛錬されるのは、むし…

ケネス・バーク『宗教の修辞学』 22

XI.記憶とはなにか 自伝が終わり、異なった種類の用語の発展が取って代わる。それまでの四巻の展開についての簡単な要約。様々な記憶についての叙述から記憶の諸原理へと転換することは、「ロゴロジー的」には、「時間」から「永遠」への転換に等しい。知識…

ブラッドリー『仮象と実在』 212

[宗教と哲学。] この章を危険な間違いに対して警告を発することで終わりたいと思う。我々がみてきたことは、宗教はあらわれであり、究極的なものとはなりえないということだった。このことが結論づけられれば、宗教の完成は哲学であり、形而上学において、…